綺麗なひとへと

あなたが髪に手を添えるたびに、心が揺さぶられてしまって。
待ち望んでもあなたはけっきょく、髪を結ってはくれないままで。

最後になるなら、せめてその愛おしい顔をはっきりと目に焼き付けておきたくて


もう崩れてしまいそうで、そう望んでも崩れ散れなくて
ただ諦めたくもなくて

自分がどうなるか本当に怖くて、今日も呑んでしまいました。
酔えないのですけど。

赦してほしいと思っています。
軽蔑だけは、されたくなくて


勇気がなくて、言葉にできずに。

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