わんこ弐(元気な過去写)

わんこ弐(元気な過去写)
 この子が我が家にやって来たのが平成6年8月。
もう14年。当時自分は高校卒業してすぐ製鉄会社に就職、2年数ヶ月を経た頃である。

この子は姉が仕事先で貰ってきたんだけれど、その頃は確かシベリアンハスキーの第1次ブームが過ぎ去った人気凋落後のこと。

我が家では犬を飼うこと自体が初めてで、コロコロした子犬の当時は、お母んが怖々しながらもシャンプーしてやったりしてた。
散歩連れていってもチョコチョコ小走りな感じで、愛らしいけど(人相悪い自分には似つかわしい訳がなく、)周囲の目を小っ恥ずかしく思ったコトもあったなぁ

と、そんな日々もあっという間。
あれよあれよとズンズン大っきくなっちゃって、散歩行ってもガンガン引っ張られる始末。時には(通販で買った安物の)犬舎の檻をぶち破って、脱走劇を繰り広げたコトさえある。

それが今夏(今年の初夏から)、散歩に誘っても自力で立ち上がることさえ難儀して、歩くのもヨロヨロヨロヨロ…。
食欲はあるんだけれども、餌食べてる最中でさえ立ち続けていられない。腰を落としてしてやっと餌喰う有様。まさに犬食い。う○ちも硬くなりぎみで、「グヌゥゥ!」ってキバりこんでやっとこさポロリ。キバる力さえ失くしてしまったのか、出ない日もあったりして…。高齢犬の便秘ってのはありがちな話らしく、少しでも軟らかくなるよう(食物繊維摂れるよう)リンゴやら生おから買い求めて与えたりもしてた。

やっと暑さも和らいだ頃、体力は戻りうんちは快便状態でやっとこ元気をとり戻したのかなぁと思った矢先、腰が弱りに弱ったようで自力では立ち上がれない状況に。はじめは幾分か支えてあげれば立ちあがって歩いていたのだけれど、うんちはまちまち。
ご飯は残さず食べてくれるんで、勝手に「この子はまだまだ生きる気力を持ち続けている」と安心していたのだけれど。

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