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駄目なこと
いざとなって、駄目なことばかりが思い浮かぶ。
もしまだ彼女は、以前の誰かと付き合っていると言ったら…
もうこれ以上すがりついてもいけないし、その別れを待ち望んでもいけないのだと。
駄目なことを考えてると、きっと本当に駄目になる。 彼女について、いい事だけを考えないと。
(untitled)
どこまで言うのか 彼女にきちんと、伝わるように ずっと考えて。
格好よくなくても、もうそれでいいのだと思う。
取り繕っても、綻びを見抜かれるだけ。 職場ではさんざんみっともない姿をさらしているのだし、金曜だって情けない顔して見送ってしまったのだし…
そうして恐れているのは、彼女が電話に出てくれないこと。
もうあの時みたく、何度もなんてできそうになく
電話番号
彼女の携帯に通じる。 前回もふられて、もう二度とすまいと誓って消し去っていた番号。 発信履歴も、記憶からも。メモも破いて。 実はこれは緊急連絡網からで、自分はここでルールを犯していて。 前回は彼女が出てくれないからと、しつこく3度も電話してしまって。 ずっと後ろめたさを感じながら。そして想い破れて。 宝来宝来神社での恋みくじのことを挙げた7日の日、職場では新年度の連絡先をお知らせするメールがあって。 これはまさにご利益なのかと、信じたくなってまたメモをとって。 でも神様が許してくれるとしても、彼女は赦してくれるのだろうかと。 それだけ。 固まる。
(untitled)
眠ってしまってた。彼女を望みながら。
今日の彼女は髪を結ってくれてて、にっこりと笑いかけてくれて。 素敵な笑顔で。
去年の夏 休暇をとると知った彼女に「どこ行くん?」って聞いたときの彼女の答え「ないしょ」って言った時に見た笑顔。 髪は結ってなくても、たぶんおんなじで。
どうかこのままと願って、目覚めてしまった。
聞きたいこと
みつめられないのだから、せめて声が聞きたい。
最近、彼女の声は聞こえなくなりつつあって。 でも元気がないのかと思うと、時に笑い声が聞こえてきて。 以前のような、はしゃいだ声ではないのだけれど。
諦めなさいと、いうことですかと。 もうこんなにも、惹かれてしまった後になって。
出雲大社の神様は、いったい何をしていたのですかと。
愛おしいこと
結局のところ、愛おしいのですと。
どれだけ考えても、そうなってしまって。 あたまの中でずっとそれだけがこだまし続けるように。
もう随分と会話らしい会話をしていなくて、この言葉は重過ぎる。 彼女はきっと、引いてしまうと思う。
でもただ「好きです」というのでは、思いは半分も伝わらないのではと怖くて。それで断られても、もうずるずるとは出来ないのであって。
もうずっと、堂々巡りで
想うこと
彼女のことだけ。 待ち望んでやっと、過ごしている時間。 誰にも邪魔されず、静かに。 八重垣様のお守りと、宝来宝来神社のおみくじを前に。 彼女の心は、どんな言葉が打ち鳴らすのだろう。 ただ聞こえるだけというのでは駄目で。 考えても、震えるだけ。 彼女はとうとういちども髪を結ってくれないまま、週が終わってしまった。 休みをとって、その日机に書類がたまって、残業するかもって期待もさらりとかわされて。 なんか駄目だ。 時間だけが過ぎ去って、言葉がまとまらない。
焦ること
幾度と指摘してもきちんとした書類を作成できない仕事相手。わが社の社員で。 個人の資質もあるのだろうけど、その部署全体がそんな風土といった感もあって、問題は深刻で。
こないだ険悪になりながらもういい加減にしろと釘をさしていたのに、修正したともってきた書類にまた間違いがあって、どれだけ人に無駄な仕事させているのかと。
彼女のことだけと望んでも、現実はそれを許してくれず。 でもそうしてずるずるしてる間にもご利益は薄まっていくという恐怖感。
もう本当に最後にしろと、今日また無駄な打ち合わせ。
はっと思う。 彼女に対してずるずるな自分が、なにを偉そうにと
彼女は昨日も髪を結わないまま。 もう待ちわびてても駄目なのだと思う。 ほんとうに最後として打ち明ける言葉、駄目なとき今度こそ諦める覚悟。
はやくしないと
(untitled)
けさ水屋を開けたら、自分のカップは彼女の置いてた隣から移動されてた。まるで引き離されるように。
それとも彼女が遠ざけたのか。
もう、すべての事象が彼女に繋がる。
それも悪い方向に
夢を見たこと
やはりごめんなさいと言われて。 今度の理由は、彼女は実は男だったのだと。
あり得ないと思いながら、もう言葉に詰まってしまって、引き下がるよりほかない自分。
それで結局、諦められたのかどうか。 いや、それを信じるのであれば、まさに諦めるべき話であって。
嫌な夢で。
神様、見ていますかと。 見せているのですかと。
昨日も彼女は髪を結ってくれず、ただそうするかと期待をさせる仕草だけ。 けれどカップは戻してくれて、おつかれさまと声を掛けてくれて。
何が何だか…。 彼女の事だけ、考えてたい。
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